新年早々お見えになったのは20年前に入れたインプラントが動くという方でした。
拝見するとゴールドスクリューが折れているようでしたが外してみるとあにはからんやインプラントと上部構造の歯を繋ぐアバットメントがぽっきり折れていました。
咬合力の強い方でスクリューやインプラント本体を追ってしまう方はときおり見ますが、
中間のアバットメントを折った方はこの方でわずかに二名。かなり珍しい例ですが金属の疲労でしょう。
レントゲンでもインプラントに異常は見られませんでした。折れた部分を新しいものに交換して修理は完了です。
エクスターナルタイプのインプラントはこれがあるから安心です。
先の学会で小宮山先生が強調しておられましたが本当です。