今晩博多でノーベルバイオケア社のガイド教室を12年前に立ち上げた師匠が最終講義です。
立ち上げ以来日本全国に安心安全のインプラント治療を普及する目的で教室を増やしてきました。
わたしもお誘いを受け微力ではありますが協力してまいりました。
インプラントの設計にはシンプラントというソフトが最も早く世界に向け発売されましたが、
ノーベルガイドはさらに進んだシステムで自由自在に設計ができ最も優れたものとして、
世界中に広がりましたが、組織だって行われたのは日本だけです。
平面のレントゲンだけではピンポイントの手術は困難を極めます。
年間100症例近くこなす歯科医でなければ上達はなかなかおぼつきませんでした。
それがCTを利用した精密な設計と精密なガイドの作成で誰でも手術可能になったのは
臨床例の少ない歯科医師はもとよりより我々熟練の歯科医にとっても朗報でした。
手術中に設計通りにぴったり行くのでストレスがかなり軽減されます。
師匠の中村社綱先生は大学を卒業以来たゆまぬ努力で歯科医の先頭を走ってきました。
でも人間始まりがあれば終わりもあります。
これからは全国の塾長のところを回りアドバイスを与えていきたいと話していました。
転がる石に苔むさず。
いつまでも輝き続けていただきたいと願っているのです。