インプラントが強大な咬合力により折れてくることがあります。
昔は標準の太さが3.75mmだったので長い間に金属疲労が重なりある日突然ぽっきりということがありました。
世界中でそんな報告が重なったせいか現在発売されている標準的な太さはおおむね4.00mm以上です。
それでも骨幅の狭い下の前歯や一部上の側切歯には細いインプラントを適用することがあります。
そんな時は患者さんにくれぐれも注意して食事をするようお知らせし、
時には夜間に装着するナイトガードを与えることもあるのです。
しょっちゅう上部構造が壊れてくる方は、毎日筋肉トレーニングで重いバーベルを上げている方でした。
インプラントは酷使に堪えているのです。大事にしましょう。