近代インプラントの師として知られるスウェーデンイエテボリ大学のペル・イングバール。ブローネマルク教授が考案し
永井経過観察を経て発売された最初のブローネマルクインプラントが当院に導入されて早30年ほどたちます。
最初のインプラントは表面が機械研磨されたツルツルのものでしたが特に異常もなく
たくさんの患者さんのお口の中で今も機能しております。
その後表面をざらざらにして骨が良く付くという触れ込みで多くの模造品が発売されました。
でもインプラント歯周炎を引き起こす危険性も示唆されており微妙なところです。
歯肉に近い所を研磨して骨内に深く入るところを粗雑にしたものも3iで発売され良い経過を発揮しています。
全部がツルツルの物でも何ら問題なく経過しているので最初の製品がいかに良かったかを証明しているようです。