高年齢になると皆さん骨粗鬆症気味になりインプラントも難しくなることがあります。
先日相談に見えた後輩の患者様はレントゲンを拝見すると郷土の骨粗鬆症が見られます。臼歯部は断面に骨がありません。
昔一例だけ経験がありましたがその女性は二次オペで入れたインプラントが脱落しました。インプラント周囲を見ると黄色い脂肪がついています。
骨が亡くなり脂肪変性を起こしていました。患者様はわたしのインフォメーションを受けて慶応大学に行き骨粗鬆症の治療を受けたそうです。
後で感謝の報告がありました。
そこまで行かなくても骨密度の低い患者には表面性情の穏やかなインプラントは禁忌です。
ノーベルやその他の穏やかな表面処理の物よりはストローマンの粗い表面の物が適していると思われます。
一種類ですべてをカバーすることはできないのです。