上顎臼歯部の骨の少ない部位へのインプラントは困難を極めますが、
面倒なサイナスリフトを避ける手段は様々あります。
最近行ったのは3iのショートインプラント6x6mmを使用したものと、
ストローマンの造骨材を使用したソケットリフトです。
ソケットリフトは柔らかい上顎骨を利用して専用の器具で骨を押し込み、
造骨材を併用して8mmのストローマンアクティブインプラントを埋入したものです。
患者さんの苦痛は最小限に抑えられ時間もわずかな時間で済む一石二鳥の治療でした。
造骨材が固まるのを見て最終治療の上部構造作成に移ります。およそ半年の過程になる予定です。