スタッフの歯科衛生士嬢が定期健診で訪れる患者さんをこれでもかとしつこく見ていますと、
粘膜に白く潰瘍様の物を見つけることがあります。
大概は熱いものを食べて表面が傷んだだけなのですが、時として数か月にわたり消えずに
みているとだんだん広がってくる人がいます。
これはたいてい白板症という前がん状態か本物の扁平上皮癌の事が多いのです。
随分と年配の方は上顎の後ろに出たので大学で顎骨切除をして今は健康になりました。
最近同級生が似た症状を呈したので現在大学で検査中です。
口の中の潰瘍はほおっておいていいことは一つもありません。
いたくなくても歯科医師によく見てもらい必要なら大学に紹介状を書いて
いただいてください。
食べ物に発がん性の成分が多くなってきた気がします。
舌癌や粘膜のがんは頻繁にみられるので注意が必要です。