インプラント

嘔吐反射の激しい患者さん

嘔吐反射が激しすぎて入れ歯を一切受け付けない方がいます。

多分に心理的な要素が大きいのですが、自分が総義歯になったらと考えると考えてしまいます。

今日インプラントを上顎に5本入れた方は大変に嘔吐反射の激しい方。

スタディーモデルやノーベルガイドの模型つくりもできません。

なので残存している虫歯の歯はすべて抜歯して一か月後にフリーハンドでオペをしました。

大まかな設計はあらかじめノーベルクリニシャンで行っていたので

入れる場所と骨質は織り込み済み。

抜歯して足りなくなった骨は形成時に採取した骨で補い、綺麗に手術が終わりました。

上顎骨で骨質が柔らかいので3iのインターナルインプラントのシェイピングドリルで形成し

ハイブリッドのオッセオタイトインプラントのストレートを入れました。

これで初期固定はばっちりです。

良く歯を磨けない人にはインプラントの頚部が機械研磨のものが一番です。

こんな時の第一選択は3iのハイブリッドタイプ。

今度出ると言う噂のノーベルバイオケア社製タイウルトラでもいいでしょう。

間違っても上まで粗造な処理のものはいけません。

何時インプラント周囲炎になるか分かったものではないからです。

流行りの良く付くインプラントはしっかり口腔管理のできる若い方にだけやりたいですね。

デンタルコラムDentalcolumn



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