コロナ禍ですべてのインプラントメーカーは減収減益を強いられています、
聴くところによれば欧米ではなんと九割減だとか。
そんな中で世界の二大メーカーから新製品が発表されるようです。
ノーベルバイオケア社からはインプラントの表面性状をハイブリッド構造にして、
インプラントネック部の感染予防に配慮したタイウルトラと言う製品が出ます。
これは小生が前から発言して来た、インプラントネック部は絶対につるつるでないといけません!
と言う考えに合致した製品で期待が持てます。
タイユナイトはいい製品ですが表面がタコつぼ状の穴が開いており
感染には比較的弱いのでないかなと常々考えていたからです。
十年以上経過した自分の症例でバイオメット3i社のハイブリッド型が極めて臨床成績がいい
そのことから感じていたことです。
ブラジルのメーカーを吸収して日の出の勢いのストローマン社からは即時荷重対応の、
BLXシステムが登場予定です。
こちらは形状はノーベルアクティブに似ていてさらに表面が最強のストローマンアクティブ。
おそらく即時荷重インプラントとしては現在最強の物になるでしょう。
つかわなくてもわかります。でも問題はネック部です。
早く武漢ウイルスが収束して以前のように気楽に医療が受けられるようになるといいですね。