骨を失った場所にインプラントを入れる造骨材がいろいろ出ています。
有名どころとしては20年以上の使用経験を持つバイオオスや日本製の科学的な製品も出ています。
注意すべきは造骨材は100%自家骨に代わるものではないということで、バイオオスでも20年後に2割ほどは
吸収されずに残るということです。
造骨材の役割は場の確保ということで完全な自家骨に代わることはありません。
抜歯後の骨がなければしばらく我慢すれば骨は回復してくるのでほおっておくのが一番です。
慌てて造骨材でGBRをしても無事骨になるかどうかは神のみぞ知る。
自然回復を待つのが一番です。
それでも全く骨がない場所に入れるサイナスリフトは意味があり私も多用してきました。
たくさんの経験と利益不利益を天秤にかけ造骨材の使用は決定されるべきなのです。
安易な使用には否定的な私です。