【日本口腔インプラント学会】について
現代の歯科医療において、インプラント治療は必要不可欠な選択肢となっています。従来の入れ歯に比べて、見た目が自然で機能的であり、患者様の生活の質=QOL Quality of life(クオリティ オブ ライフ)を大きく向上させることができます。
高度な専門知識と技術が求められるインプラント治療を、どの医療機関で受ければよいのか選ぶのは大変です。
結論は、【専門医】への相談/カウンセリングです。
今回は、日本を代表する歯科インプラント専門の学会「日本口腔インプラント学会」と、同学会が問う審査を経て認定する【専門医】についてご紹介します。
日本口腔インプラント学会は、1988年に設立された歴史ある学会です。
2023年3月31日時点での日本口腔インプラント学会の正会員数は16,603名、2024年3月31日時点では17,043名です。
多くの歯科医師や研究者が所属し、インプラント治療の安全性向上を普及し、そして研究活動に尽力しています。
日本国内では最大規模のインプラントに関する学会です。
同学会が主催する年次学術大会では、外部から研究者や臨床医が参加し、熱心な議論が行われます。確実な治療法確立を目指しています。
<日本国内のインプラントに関する学会>
日本顎顔面インプラント学会
日本口腔インプラント臨床研究学会 等があります。
そして日本口腔インプラント学会では、この学会が決める一定の経験と実績を持つ歯科医師に対して、「専門医」の称号を授与しています。
【専門医】資格の取得要件は、正会員歴5年以上で、インプラントの知識と技術を有し、認定資格条件を満たしたうえで専門医試験に合格した正会員です。
さらに認定を受けた後も、2年ごとの認定更新審査と、継続的な研修受講が義務付けられています。
医師資格を持つ先生方は、常に最新の知識と技術を身に付けていることが保証されているのです。
このように真剣な審査と継続的な見極めが求められる認定医資格を持つ先生方は、確かな実力と高い倫理観を思いついた歯科インプラント治療の専門家と言えます。
インプラント治療にはメリットとデメリットがあります。
インプラントのメリット 3点
- 自然な咀嚼機能の回復インプラントは顎骨に直接固定されるため、しっかりと噛める力が得られます。歯に近い天然咀嚼力が期待できます。
- 長期的な使用が可能である適切な口腔ケアと定期的な検査を行えば、インプラント自体は一生使用できる可能性があります。
- 審美的な回復インプラントは天然歯に近い外観が得られるため、見た目の自然さを考慮できます。
インプラントのデメリット 3点
- 手術が必要です インプラント施術には、顎骨へのインプラント身体埋入手術が必要です。手術には一定のリスクがございます。
- 高額な費用のかかるインプラント治療には高額な費用が必要となります。費用面での負担が大きいのが欠点です。
- 治療期間が長いインプラント治療は複数回の手術と治療期間を要します。最短でも数ヶ月から1年程度を要します。
以上を踏まえ、各学会で勉強し、研鑚されているお近くの【専門医】に相談/カウンセリングを受けてみることをお勧めします。
歯や口腔内の健康は、食事や会話など、日常生活に深く関わるものです。
口元を手に入れるための最適の選択肢の一つとして、日本口腔インプラント学会の認定医によるインプラント治療が強くおすすめできます。
他の学会でも素晴らしい専門医の医師がいます。
高度な専門知識と技術、そして高い倫理観を持つ【専門医】の先生方の元で、安心して治療を受けられることになります。